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データ蓄積し2年後に需要予測機能提供

福岡の物流スタートアップ、クラウドWMSの利用者募る

2017年11月6日 (月)

サービス・商品福岡発の物流スタートアップ企業でクラウド型アプリケーション「ロジクラ」を提供するNewRevo(ニューレボ、福岡市中央区)は6日、ロジクラが持つ機能のうち在庫管理機能の事前登録ユーザーを募集すると発表した。

ロジクラは在庫、販売、景気動向などのデータを用い、通販事業者に需要予測機能を提供していくことを目指すクラウド在庫管理システム。同機能は2年後に提供を開始する計画で、在庫管理機能を先行して提供することにしており、事前登録を行うことで、在庫管理機能が利用できるようになる。

需要予測機能の公開を2年後に設定しているのは、同機能が在庫管理機能に蓄積されたデータを元に、AIを活用して構築する計画のためで、蓄積された在庫・販売データと景気動向、天気などの外部のデータを機械学習にかけ、企業ごとに最適化された需要予測機能の提供を目指す。

今後は中小企業に在庫管理と需要予測を一元提供し、「国内に眠る54兆円の過剰在庫の、30%(16兆円)の削減を5年間で目指す」としている。

■事前登録
http://logikura.jp