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花王、台湾にビューティケア製品の新生産棟建設

2017年11月24日 (金)
空白

拠点・施設花王は24日、台湾現地法人が「新竹工場」敷地内で建設を進めていたビューティケア製品の新生産棟が完成し、竣工したと発表した。

花王は近年、国内外で生産能力の増強を進め、新工場の建設や生産ラインの増設を行なっている。今回完成した新生産棟は、台湾で成長拡大しているビューティケア事業の供給能力を強化させるために建設したもの。既存の設備とあわせた新竹工場のビューティケア製品の生産能力は、従来の2倍となる。

新竹工場は、2009年3月に台湾のビューティケア業界の生産設備として初めて適正製造規範(GMP)認証を取得した工場で、新生産棟ではより高機能・高品質な製品を生産できるよう、高度な設備を設置するとともにクリーンルームを備え、高い製造環境基準を実現した。

新生産棟では、「ビオレ」「メンズビオレ」といったスキンケア製品、「エッセンシャル」「リーゼ」などのヘアケア製品を生産し、今後の事業展開に応じて生産品目を拡大する。

■新生産棟概要
社名:花王台湾
所在地:台湾新竹縣湖口郷鳳山村中華路6號
操業:1981年
出資比率:花王92%、個人投資家8%
敷地面積:5万8000平方メートル(うちビューティケア新生産棟4階建、敷地面積2800平方メートル、延床面積8600平方メートル)
事業内容:スキンケア製品、ヘアケア製品、衣料用洗剤、サニタリー製品などの生産