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名村造船所、商船三井向け貨物船に新システム搭載

2012年4月23日 (月)

ロジスティクス名村造船所は23日、商船三井向け25万トン型鉱石運搬船「WOZMAX(ウォージーマックス)」に、燃費低減を目指し「高効率排熱エネルギー回収システム」を搭載すると発表した。2013年に竣工する。

 

高効率排熱エネルギー回収システムの搭載により、これまでの同型船に比べて航海中の燃料消費量の約6%削減を見込めるほか、名村造船所開発の「舵付きフィン」「名村フローコントロールフィン」(NCF)を装備し、推進性能の向上とともに燃料消費量の低減を図る。

 

同社は商船三井の次世代船シリーズコンセプト「ISHIN-3」(大型鉄鉱石専用船)実現に向け、共同で排熱エネルギー回収システムの検討を重ねている。