ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

SBS即配、ウェブ版「事業ごみ受付センター」に参加

2018年1月15日 (月)

ロジスティクスSBSホールディングス傘下のSBS即配サポートは15日、同社環境事業部がエコスタッフ・ジャパン(東京都中央区)が実施する、ウェブ版「事業ごみ受付センター」の社会実験に参加すると発表した。

同社環境事業部は、横浜市金沢区と江東区東雲に産業廃棄物の中間処理施設を運営し、再生原料化から最終処分施設搬入まで行っている。

今回参加するのは、2017年度東京都環境局の「持続可能な資源利用」に向けたモデル事業に、エコスタッフ・ジャパン社が公募提案し採用された社会実験。都市部の廃棄物処理の効率化・環境負荷の低減を目的に開設するウェブ版事業ごみ受付センターで、SBS即配を含む19社の廃棄物処理事業者が連携しながら廃棄物処理やリサイクル作業を行う。

什器・電化製品類から化学薬品類に至るまで、事業ごみの処理には、幅広い領域で高い専門性が求められる。事務所移転や閉鎖などでは、企業の担当者が同時並行で複数の事業者との委託交渉、事務手続き、作業管理などを行わなければならず、大きな負担となる。また、個別の処理ごとに違う車両が関わることから、都市の交通環境にも負荷が高いことが社会的な課題になっている。

今回の試みでは、一つのプラットフォームを通じてあらゆる廃棄物処理を受け付け、排出事業者の事務手続きを電子化したり、処理車両を効率的に運用し、渋滞緩和や二酸化炭素発生量の削減を目指す。

■関連記事
リサイクル19社が連携、ウェブ版事業ごみ受付センター
https://www.logi-today.com/307073