日立物流ソフト、追従運搬ロボ｢サウザー｣の販売開始

サービス・商品日立物流ソフトウェア（東京都江東区）は22日、Doog（ドーグ、茨城県つくば市）が製造する追従運搬ロボット「THOUZER」（サウザー）の販売を開始すると発表した。

Doogはつくば市に拠点を構えるロボットメーカーで、サウザーなどの移動ロボット機器の製造・販売、独自開発した移動ロボットの制御技術を提供。昨年9月には日立物流がDoogと協業契約を結び、追従運搬ロボットの物流倉庫内運用の加速に向けた取り組みを開始。

その流れで日立物流ソフトが販売代理店となることにより、「Doogが提供する追従運搬ロボットの物流業界への普及、日立物流が提供するロジスティクスソリューションの向上による顧客への価値提供」の実現に取り組む。

サウザーは人や台車の後を追従するほか、AGVのように自動でライン上を走行し、物流センター内のピッキング業務、補充業務、運搬作業の省人化を図る。本体サイズは幅600ミリ、長さ940ミリ、高さ455ミリで最大120キロを積載することができる。速度は最大7.5キロ（時速）、航続距離は20キロとなっている。ジョイスティックによる操縦機能と、レーザーセンサーによる自動追従機能を持つ。