ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本郵船、欧州完成車ターミナルで風力発電

2018年1月23日 (火)
空白

ロジスティクス日本郵船は23日、ベルギーのゼーブルージュ港で子会社を通じて運営している完成車ターミナルに、最大11基の風力発電機を設置すると発表した。

ゼーブリュージュ港湾局、電気・ガス事業者のEngie Electrabel社と共同で、日本郵船子会社のインターナショナル・カー・オペレーター社が保有・運営するターミナルに設置するもので、2019年半ば頃から稼働する。

周辺環境に配慮した上で、風力発電に適した一画に発電機を設置し、ターミナルの運営に支障をきたすことなく効率的な発電を行う。日本郵船では、ほかの完成車ターミナルでも太陽光発電パネルを設置しているほか、港湾用LED照明の導入、洗車用水の100%再利用など、環境に配慮した運営を行っている。

インターナショナル・カー・オペレーター社は、欧州の完成車輸出入のゲートポートとしてゼーブリュージュ港、アントワープ港で完成車専用ターミナルの運営を行っている。荷役サービスのほか、納車前点検やアクセサリー類の取り付けなど、付加価値サービスも手がけている。