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三井造船、11年度の船舶用エンジン生産量431万馬力

2012年4月25日 (水)

産業・一般三井造船は25日、玉野事業所(岡山県)で2011年度に製造した「三井-MANB&W型低速ディーゼルエンジン」の生産量が220基、431万馬力に達したと発表した。10年度は221基、418万馬力だった。

 

今年度の生産量は436万馬力とする計画で、従来のエンジンより燃費を良くした「.2」(ドット2)と呼ばれるエンジンや、回転数を下げてプロペラの推進効率を上げることができるG型エンジンの生産・受注を進める。

 

また、EGR(排ガス再循環)によるNOx削減の実証試験など、環境規制対応技術、省エネ、低燃費技術の開発・実用化試験を行う。

 

2013年春には、電子制御式ガスインジェクションディーゼルエンジン(ME-GI)のデモンストレーション運転を実施する。

 

今年度中にガス供給設備をディーゼルエンジン組立試運転工場に整備し、ガス焚きディーゼルエンジンの供給体制を整える。