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東北総合通信局、目視外ドローンの位置把握実験

2018年1月25日 (木)

サービス・商品東北総合通信局は24日、目視できないエリアを飛行するドローンの位置情報を把握できる、「新たな電波利用によるシステム」の公開実証試験を2月7日、福島県南相馬市で行うと発表した。

災害対応、物流(宅配)などの分野では、ドローンが目視外の長距離を飛行する利用形態へのニーズが高まりを見せており、東北総合通信局は昨年7月から調査検討会を設けて、これらのニーズに対応する仕組みの基本的な構成、技術的条件を検討してきた。

2月7日の実験は、こうした取り組みの成果を活用した試作機で実施するもので、400MHz帯の周波数の電波を使用し、ドローンからの位置情報を地上へ伝送。非常災害時や中山間地域での利用で携帯電話回線が使用できないような場合であっても、ドローンからの位置情報などを取得できるようにする。