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河西工業、工場内の物流運搬業務にキャリロ導入

2018年1月25日 (木)
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調査・データZMP(東京都文京区)は25日、同社が販売する物流支援ロボット「CarriRo」(キャリロ)が、河西工業の工場内物流運搬業務に導入されたと発表した。

河西工業は、自動車用内装トリムを中心とした自動車内装部品の製造・販売、これら付帯する事業を一貫して手がけている。日本国内のほか北米・欧州・アジアなど、グローバルに展開している。

河西工業では、多品種少量生産に対応するために、工場の各ラインに供給する材料や部品は、一部では人手による運搬を行っている。特に建屋間の搬送は、無人搬送車を使うことができないため、運搬作業者の1日当りの歩行数が多く、何往復も運搬業務が発生しており、人手による運搬が課題となっていた。

構内物流運搬者の労働環境の改善、運搬回数の削減による省人化を目的に、2016年11月にキャリロを導入した。「一回の搬送で複数台車の運搬ができる」「床面に磁気テープを敷設することなく、搬送ルートを固定することなく運搬ができる」といった点を評価し、選定した。キャリロ導入後は「1日に何往復もの運搬業務が削減でき、作業者への負担軽減と業務工数の削減効果が得られている」という。

■「CarriRo」導入事例紹介(河西工業)
https://www.zmp.co.jp/carriro/detail_kasai.html