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走行中にウイング開くおそれ、2339台リコール

2018年2月8日 (木)

行政・団体トラック架装メーカーのトランテックス(石川県松任市)は8日、同社がウイングルーフバン架装を施したトラックのルーフ開閉スイッチの防水性が不適切で、最悪の場合は走行中にウイングが開くおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届けた。

対象車両は日野レンジャー、プロフィア、いすゞギガ、フォワード、ふそうスーパーグレート、UDトラックスのクオン、コンドルなど7車種2339台。すでに29件の不具合情報が寄せられ、物損事故も1件発生しているという。

同社が届け出たリコール情報によると、ウイングルーフ開閉スイッチの不具合は、不適切な防水性によって雨水などがスイッチ内部に侵入する可能性がありその雨水でスイッチが導通し、最悪のケースでは走行中にウイングが開いてしまうというもの。市場からの情報で発覚した。

リコールに伴い、同社は対象の全車両に対してウイングルーフ開閉スイッチを対策品に交換する改善措置を行う。