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川崎汽船、最終赤字受け中期計画見直し

2012年4月27日 (金)

ロジスティクス川崎汽船は27日、2011年度決算で最終赤字を計上したことを受け、昨年4月に策定した中期経営計画の見直しを発表した。

 

同社は昨年4月、市場の構造変化や将来の需要拡大に対応するため「ケイラインビジョン100-新たな挑戦-」を策定したが、コンテナ船、ドライバルク船市況が大幅に悪化し、東日本大震災、円高、燃料油価格高騰などもあって2011年度は414億円の最終赤字に至った。

 

この結果を受け、「2012年度経常損益の黒字化」「安定収益体制の構築」「財務体質の強化」を3テーマを最重要課題として掲げ、改めて中期経営計画を策定した。

 

新中経では2012年度に売上高1兆1200億円(前年度比15.1%増)、当期純利益110億円と黒字化させ、最終年度の2014年度には売上高1兆1100億円、当期純利益420億円を目指す。