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トライアル、自動精算型RFID会計ソリューションを実証

2018年2月19日 (月)

調査・データスーパーマーケット事業などを運営するトライアルカンパニー(福岡市東区)とパナソニックスマートファクトリーソリューションズ(大阪府門真市)は19日、トライアルカンパニー本社構内の実験店舗で、会計レーンに通すだけで自動的に精算をする、「ウォークスルー型RFID会計ソリューション」の実証実験を同日から開始すると発表した。

ウォークスルー型RFID会計ソリューションは、RFIDを貼付した商品を購入者自身で会計レーンに通すだけで、自動的に精算をするシステム。プリペイドカードなどの情報を事前にスキャンすることで、商品読み取り後そのまま精算が完了し、会計時間を大幅に短縮することが可能となる。

店員作業を大幅に削減し、店舗オペレーションの省力化につながるとともに、商品個品管理による需要調整など、RFIDを活用したさまざまな利便性を提供することが可能となる。

今回の実証では、一部商品でトライアルが保有する製造・物流工程も活用したデータ管理やRFIDタギングも実施。RFIDタギングからウォークスルー会計までを一気通貫で検証する。

トライアルカンパニーは、これまで、購入者に商品スキャンと支払い作業を行なってもらう「セルフレジ」や、支払いのみの「セミセルフレジ」を導入し、改善してきた。

加えて、「スマートレジカート」とよばれるカートに装着されたタブレットで決済できる新方式を開発した。スマートレジカートは福岡市に14日にオープンした「スーパーセンタートライアルアイランドシティ店」に導入している。