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JAL、鮮魚流通ベンチャーと提携し新規事業検討

2018年2月26日 (月)

ロジスティクス日本航空(JAL)は、鮮魚流通ベンチャーのCSN地方創生ネットワークと提携し、新規事業の検討を行う。

CSN地方創生ネットワークは、陸上輸送を主とする従来の流通に代わり、航空輸送を中心に新たな鮮魚流通の仕組み「羽田市場」を構築したベンチャー企業で、輸送時間を大幅に短縮して魚を届ける。

日本各地の契約産地・漁師から獲れたての鮮魚を直接仕入れることで魚のトレーサビリティを確保し、羽田空港まで空輸された魚を空港内の「鮮魚センター」で仕分け、加工し、国内外の飲食店や小売店などに販売している。

JALは業務提携の第1弾として、CSNが運営する「羽田市場」から仕入れた地方の朝獲れ鮮魚を羽田空港JAL国際線ファーストクラスラウンジの鉄板ダイニングの新メニューとして提供する。

鮮魚は早朝、地方の漁港で水揚げされ、その日のうちに羽田空港に空輸、すぐに空港内の「鮮魚センター」で仕分け・加工された後、ラウンジに届けらる。

3月のメニューは、鉄板で皮目を焼き上げた新鮮な鯛をトマトソースに合わせた「羽田市場直送真鯛のポワレトマトソース」を提供する。

JALは「今回の取り組みを皮切りに、今後CSNとさまざまな協業を行うとともに、新規事業創出を目指してチャレンジを続けていく」としている。