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キリンGロジ、改善の取組み11案件表彰

2018年3月14日 (水)

ロジスティクスキリングループロジスティクスは14日、2017年度の「キリングループロジスティクス大賞」の発表会を、12日にキリングループ本社(東京都中野区)で開催したと発表した。

同社では、創意工夫、改革、チャレンジ、安全・衛生といった「著しい効果」や社会的功績などをあげた取り組みについて、「キリングループロジスティクス大賞」として表彰する制度を設けている。

17年度の大賞には、全社で39の案件が候補として挙がり、グループの部として10案件、個人の部として1案件の計11案件を大賞に選定した。

当日は、大賞受賞案件に加え、キリングループ各社の中から優れた取り組みを表彰する「キリン大賞」に選ばれた1案件、酒類・食品系メーカー物流子会社で構成する物流技術研究会加盟7社で改善事例を競う「ステップアップコンテスト」で優勝した1案件について、受賞者がそれぞれの取り組み内容や成果を発表し合った。

キリン大賞となったのは、競合他社との協働範囲を拡大し、販売機会を損失させることなく安定的な輸配送ネットワークを構築した取り組み。国土交通省の認定事業(物流総合効率化法)となり、業界の好事例として国交大臣表彰の高評価を受けることができた。

またステップアップコンテストで優勝した取り組みは、構内滞留が発生する状況を分析し、トラックをバースへ誘導する業務のシステム化を図り、フォークの作業手待ち時間とトラック構内滞留時間を同時に削減したもの。

これらの表会の様子は、テレビ会議システムを通じて全社に共有し、今後の業務遂行に生かすとしている。

また、同日開催した受賞者懇親会で加藤元社長は、「受賞した案件の取組み内容とその成果は年々レベルアップしていると感じている。我が社の強みである”改善力”を存分に発揮した取り組みであり、PDCAサイクルを回し、次のアクションへしっかりと繋げる活動になっていることを大変嬉しく思う」とコメントし、受賞者で喜びを新たにするとともに、今年度も「キリン品質」の向上に向けて、より取り組みを進めていくことを誓い合った。