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国交省、ドローン飛行許可手続きオンライン化

2018年3月20日 (火)

ロジスティクス国土交通省は20日、航空法に基づく無人航空機の飛行許可・承認手続の利便性を高めるため、4月2日からオンラインサービスを開始すると発表した。

ドローンなどの無人航空機は2015年12月から航空法に基づき、飛行空域、飛行方法を規制されており、例えば空港などの周辺や人・家屋が密集している地域の上空を飛行する場合、国土交通大臣の許可が必要となる。また、夜間や目視外飛行を行う場合も国土交通大臣の承認が必要だ。

現在、これらの許可・承認手続は地方航空局や空港事務所などで行われているが、申請書の記載漏れなどで申請者と審査側とでやりとりが生じ、手続きに時間がかかるケースもあるという。

一方で許可・承認手続の件数は急速に増え、17年は前年比1.5倍の許可承認手続きを行ったが、今後も増加が見込まれていることから、オンラインサービスを開始することにした。

国交省では「オンラインサービスの利用により、申請者の方は場所や時間を選ばず申請が可能となるほか、質問に答えていくと申請書が自動で作成されるため、簡単にかつ確実に申請ができスムーズに手続が進むなど多くの利点がある」としている。