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フィンランド雇用経済省事務次官らが日本郵船訪問

2018年4月11日 (水)

ロジスティクス日本郵船は11日、フィンランドのヤリ・グスタフソン雇用経済省事務次官ら政府関係者と同国の海事産業7社の関係者ら15人が10日同社を訪問し、丸山英聡取締役・専務経営委員、北山智雄経営委員らと会談したことを明らかにした。

▲ヤリ・グスタフソン雇用経済省事務次官(右から3人目)

フィンランド政府は、海運産業の国際競争力向上のためデジタル化の促進や自律運航に関わる技術開発などに取り組んでおり、会談では同国企業の優れた舶用技術や日本郵船グループの船舶IoT、ビッグデータを活用する最新の取り組みなどについて、活発な意見交換を行った。

また同日、在日フィンランド大使館で開催された北極圏の事業開発をテーマとする「日本-フィンランド・アークティック・セミナー」には、両国の海事関連企業・団体から60人が参加し、両国のビジネス協力のあり方などを議論。日本郵船グループからはMTI船舶技術部門長の安藤英幸氏が「海運におけるIoTと自律航行船」のプレゼンテーションを行った。