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ランテックが福岡支店増床、冷凍立体自動倉庫設置

2018年4月12日 (木)

拠点・施設センコーグループホールディングス傘下のランテックは12日、福岡県久山町にある福岡支店を増築し、13日に竣工式を行うと発表した。

福岡支店は九州自動車道福岡ICと古賀ICの間にある延床面積3万2642平方メートル(9874坪、増築後)の2階建て冷凍冷蔵倉庫で、冷凍立体自動倉庫を備える。今回の増築工事では、1万2028平方メートル(3638坪)を拡張した。

2階部分へ直接アクセスできるスロープを備え、79台接車可能なトラックバースはドックシェルターを設置。保管商品が外気温に触れることなく荷捌きを行うことができる。

自動倉庫には3000棚、冷凍冷蔵庫は1万2600棚の合わせて1万5600棚をロケーション管理し、荷物用エレベーター1基と垂直搬送機3基を用いて荷役効率を高める。冷凍冷蔵設備には省エネ型の自然冷媒冷凍機を採用。CO2排出量削減と地球温暖化対策に取り組んでいる。

■福岡支店の概要
所在地:福岡県糟屋郡久山町大字山田2396-16
建物構造:鉄骨造、倉庫2階層、事務所3階層、自動倉庫(制震構造)
敷地面積:4万6270平方メートル(1万3997坪)
延床面積:3万2642平方メートル(9874坪)
設備:荷物用エレベーター1基(既設)、垂直搬送機3基(既設1基含む)、省エネ型自然冷媒冷凍機、デシカント空調設備