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空港リムジンバス活用し宿泊先まで手荷物配送

ヤマト運輸、「客貨混載」で手ぶら観光支援へ

2018年4月17日 (火)

▲ヤマト運輸大分主管支店で開かれた「客貨混載」開始式典のデモンストレーションの様子

ロジスティクスヤマト運輸は17日、大分交通、大分航空ターミナルの3社で、18日から初の観光支援型「客貨混載」を開始すると発表した。大分空港から空港リムジンバスが手荷物をヤマト運輸大分ベースへ運ぶことで、別府市内全域と大分市中心地の宿泊施設へ手荷物を当日中に配達し、インバウンドを含む観光客の早い時間からの手ぶら観光を実現する。

具体的には、大分航空ターミナルのスタッフが大分空港の荷受カウンターで10時までに手荷物を預かり、大分交通が大分市内行きの空港リムジンバスのトランクへ手荷物を格納して大分市内へ運ぶ。

空港リムジンバスは各バス停を経由した後、ヤマト運輸大分ベースまで手荷物を配送。大分交通の運行状況はバスのリアルタイムな位置情報をパソコン画面に表示する「バスロケエアライナー」システムで、リアルタイムにヤマト運輸大分ベースが把握する。

ヤマト運輸が大分ベースで仕分けし、別府市全域と大分市中心地の宿泊施設に当日中(別府市17時まで、大分市18時まで)に届ける。

(以下画像の出所:ヤマト運輸)

今後も3社で連携し、荷受け時間や対象地域の拡大などを視野に入れ、サービスの拡充や地域活性化に取り組んでまいります。

ヤマト運輸は、地域との連携による地域活性化を推進し、路線バスによる「客貨混載」に全国各地で取り組んでいる。大分県では、別府市で2月から市や地元企業とともに手ぶら観光サービスに取り組み、3つの窓口で別府市全域223の宿泊施設向けに手ぶら配送を行っている。