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鴻池運輸、IT開発強化へNSDと合弁会社

2018年4月23日 (月)

サービス・商品鴻池運輸は20日、NSD(東京都千代田区)と情報システム開発の合弁会社を設立し、自社グループ向けの業務システムと顧客向けの物流システムを強化すると発表した。

7月中に合弁会社を設立する方針で、出資完了後の持分比率は鴻池運輸が70%、NSDが30%。社名は「コウノイケITソリューションズ」とし、東京・銀座に拠点を構える。

物流業界ではAIやIoTを活用した省力化の必要性が高まっており、鴻池運輸は合弁会社に自社の情報システム部門のエンジニアの一部を出向させ、先進技術を駆使したシステム企画から導入展開の全工程にNSDのプロジェクトマネージャー(PM)、システムエンジニア(SE)とともに携わらせることで、ノウハウの習得とスキルの向上を図る。

将来的にはグループ外の顧客企業への省力化提案やシステム開発受託を見据えており、合弁会社を通じて「コスト力の高い物流ソリューション」の提供を目指す。