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阪急阪神不・CREら、ベトナム北部で物流施設完成

2025年12月19日 (金)

拠点・施設阪急阪神不動産(大阪市北区)とシーアールイー(CRE)は19日、シンガポールのセムコープグループと共同で、ベトナム北部ハイフォン市で開発を進めてきた物流不動産「セムコープロジスティクスパーク」(トゥイグエン)が完成したと発表した。3社はセムコープインフラサービスを通じ、ベトナム北部・中部で物流不動産の開発・運営を共同で進めている。

新施設はVSIPハイフォン複合都市・工業団地内に立地し、地上2階建て、賃貸面積は2万平方メートル。セムコープ インフラ サービス社がベトナムで運営する物流施設としては初の2階建てで、1棟あたりの規模としても最大となる。港湾都市ハイフォンは港や空港、主要幹線道路へのアクセスに優れ、首都ハノイとも結ばれていることから、広域物流拠点としての需要が高い地域だ。

今回の竣工により、同社がベトナムで展開する物流施設は、北部ハイフォン市内6棟、中部のクアンガイ省とゲアン省に各3棟の計12棟となり、総賃貸面積は16万平方メートルに拡大した。さらに、ハイフォン市ディンブー地区で建設中の5棟が2026年冬頃に完成すれば、計17棟、24万平方メートルに達する見通しだ。

製造業集積が進むベトナムでは、外資系企業の進出を背景に高規格物流施設への需要が拡大。今回のプロジェクトは、日系デベロッパーと現地・海外企業の連携による供給体制を通じ、同国の物流インフラ高度化を後押しする動きと位置付けられる。

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