調査・データ鈴与商事(静岡市清水区)は19日、鈴木商館(東京都板橋区)、トヨタL&F静岡(静岡市葵区)と連携し、産業用燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)の導入実証を静岡市内で実施したと発表した。静岡県からの委託事業で、県内では初の取り組みとなる。実証最終日には関係者向けの見学会も開かれた。

(出所:鈴与)
実証は、2050年カーボンニュートラルを見据え、水素エネルギーの産業・物流分野での実用性を検証する目的で、1日から19日まで実施した。トヨタL&F静岡が車両を提供し、鈴木商館が水素供給と充てんを担った。アオキトランス、天野回漕店、鈴与、清和海運の4社が、実際の物流業務で試験利用した。
静岡県では、清水港を軸に水素供給拠点の整備が進んでおり、港湾・物流現場での活用が期待されている。FCフォークリフトは、稼働時にCO2を排出しない点に加え、短時間での燃料補給が可能で、電動車両に比べた運用効率の向上も見込まれる。
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