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文化シヤッター、両開きステンレスの高性能止水ドア発売

2018年5月9日 (水)

荷主文化シヤッターは10日、オフィスビルや商業施設などの通用口の浸水対策として販売している止水ドア「アクアード」に、広い間口を確保しながら錆びにくく高い意匠性を発揮し、港湾施設やオフィスビルの機械室やサーバー室の出入り口に適した「両開きステンレスタイプ」を追加、発売する。

これまでアクアードは「スチールタイプ」のみ両開き(親子開き)仕様を設定していたが、ステンレスタイプにも両開き仕様を追加設定したことで、機械室やサーバー室など設備の搬出入時に広い開口が求められる開口部に適していながら、錆びにくく高い意匠性を発揮するという特徴を両立。主に港湾施設やオフィスビルに適した浸水防止用設備として販売する。

扉の屋内外両面に設けた「止水グレモン」の操作により、「二軸丁番」の動きと連動して扉が枠に密着、止水グレモンと止水レバーハンドル錠が扉との接合部や鍵穴の隙間からの漏水を防ぐ。

さらに、枠に一般的なエアタイトゴムと止水ゴムの2重構造を採用した独自構造により、水圧荷重の小さい50センチメートルまでの低水位から、水圧荷重の大きいドア全体が水没する3メートルの高水位まで、屋内側への漏水量は20リットル(時・平方メートル)以下とした。

特に、水圧荷重の小さい床面から10、20、30、40、50センチと低水位の際は、扉の下部に設けた止水グレモンによって扉と枠が密着する独自の構造により、漏水量が「限りなくゼロに近い」(文化シヤッター)という高い止水性能を発揮する。

製品代金(間口1.8メートル、高さ2.1メートル)は403万5000円(税別)で、ほかに取り付け工事費と運搬費が必要になる。

(出所:文化シヤッター)