話題ジャパントラックショーが10日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開幕した。初開催だった前回(2016年9月)から2倍のスペースとなった今回は、国内外のトラックメーカーなど129社(434小間)が出展。数多くの運送業関係者が足を運んだ。
初日の10日は、電気トラックやLNGトラックなどの新技術を搭載した車両が高い関心を集めたほか、アナログ技術ながらバン型トラックの荷室内をフレキシブルな2階構造にできる商品などのブースに人垣ができていた。
加熱式たばこ「IQOS」(アイコス)に力を入れるフィリップ・モリスジャパンもブースを出し、他業種に比べて喫煙率が高いといわれる運送業を意識してか、有害物質や臭いの少なさ、事業所へのアイコス喫煙スペースの協賛プログラムなどを来場者にアピールした。
セミナースペースでは、いすゞ自動車やUDトラックス、伊IVECOといったトラックメーカーが自社の取り組みを紹介。急成長を遂げていることで注目度の高い富士運輸(奈良市)とベストライン(奈良県五條市)による「どん底経営からの大逆転-5年で7台から200台へ-」の講演は、多くの立ち見が出た。
トラックショーは12日17時までパシフィコ横浜展示ホール(A-D)と屋外ピロティで開催される。