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EVモーターズ、トラックショーに3車種出展

2022年4月27日 (水)

荷主商用電気自動車(EV)開発・製造・販売のEVモーターズ・ジャパン(北九州市若松区)は25日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で5月12日から14日まで開かれる「ジャパントラックショー2022」に出展するEV3車種を発表した。

いずれも今後発売を予定している車種。「6トン物流車」はワンボックス型で、全長5.9メートル、全幅2.1メートル、全高2.9メートル。荷室容量は1万8000リットル。走行距離230キロ。オプションでボディーにソーラーパネルが設置できる。荷室に座席を付ければ、乗合タクシーとしても使える。

▲ワンボックス型の「6トン物流車」(出所:EVモーターズ・ジャパン)

三輪EVは2車種あり、「e-トライクBange(バンジー)」と、少し小ぶりの「e-トライクOAK(オーク)」。本格的な物流用途を想定しており、荷台はバンジーがフラットやコンテナなど4種類、オークが保冷・保温のツインコンテナなど2種類から選べる。いずれも普通自動車免許で運転でき、ヘルメットは不要。家庭用電源で充電でき、1回の充電で120キロ走れる。

▲三輪EV「e-トライクOAK」(出所:EVモーターズ・ジャパン)

佐藤裕之社長は12日10時30分から2階のアネックスホールA会場で講演するほか、展示ブースでも毎日14時と16時にプレゼンテーションを行う。

同社は独自技術「アクティブ・インバータ」で、バッテリーの長寿命化と長距離の走行を実現した。現在はEVの生産を中国企業に委託しているが、2023年には国内工場を建設し、量産を始める予定だ。