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ニッコンHD・決算、物流コスト増を業務効率化でカバー

2018年5月11日 (金)

財務・人事ニッコンホールディングスが11日発表した2018年3月期決算は、燃料費などのコスト上昇があったものの、業務の効率化などでカバーし、営業増益を確保した。

運送事業は、貨物取扱量の増加により、売上高が3.9%増加。セグメント利益は、燃料価格の上昇があったが輸送効率の向上や減価償却費の減少などにより10.5%増加した。

倉庫事業は、設備投資に伴う保管能力拡大により貨物量が増加して売上高が4.6%増。セグメント利益は、減価償却費の増加などが発生したが増収効果により2.4%の増益。梱包事業は、業務量の増加により売上高4.6%増となった。セグメント利益は、外注費の上昇を増収効果や業務の効率化などでカバーして4.1%増。

今期は売上高1950億円、営業利益195億円、経常利益212億円、純利益146億円を見込む。

■2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
187,8194.7%
営業利益
19,0094.9%10.1%
経常利益
20,7155.8%11.0%
当期利益
14,5458.0%7.7%