郵船ロジ、台湾北部に5拠点目新倉庫開設

ロジスティクス郵船ロジスティクスは17日、台湾法人の郵船ロジスティクス台湾が桃園市に新倉庫を開設し、4月から稼働させたと発表した。

物流業務を一括で請け負うコントラクト・ロジスティクス案件の依頼が増えていることを受け、台湾北部で5拠点目となる倉庫を開設、新規・既存顧客の倉庫需要に対応する。

新倉庫は台湾桃園国際空港から車で10分、基隆港から1時間の好立地で、地下1階・地上5階建て、延床面積1万500平方メートルで、空調設備とセキュリティ設備が整っている。既存の2拠点の中間に位置している立地を生かし、既存倉庫と連携してスペースの状況に応じて柔軟に運用する。

これにより、台湾北部の展開する郵船ロジの倉庫5か所、合計面積は5万4000平方メートルに拡大する。電子・電気機器やその関連品など付加価値の高い商品を含め、幅広い商品に対し、在庫管理や流通加工、検品、定温保管、店舗配送などの物流サービスを提供する。化粧品などの小売向けECにも対応する。