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DBJときらやか銀行、ティスコ運輸の物流倉庫新設を支援

2018年5月25日 (金)

産業・一般日本政策投資銀行(DBJ)ときらやか銀行は25日、ティスコ運輸(山形市)が本社兼物流倉庫を新設するにあたり、共同アレンジャーとして地域金融機関など8行が参加する20億円のシンジケートローンを組成したと発表した。

ティスコ運輸は、山形県中心に東北から関東を主な営業エリアとする一般貨物自動車運送事業者で、近年は、物流業界の小口化・多頻度化に対応しながら3PL事業へ進出している。

同社が提供する物流サービスは、地域の産品を地域外へ出荷する地場企業だけでなく、地域外から地域内へ消費財を供給する大手企業からも高い評価を受けており、山形県を中心とした東北圏での地域物流を支えている。

DBJときらやか銀行は、同社が山形市内に3PL事業の拠点となる本社兼物流倉庫を新設するにあたり、シンジケートローンを組成するとともに、きらやか銀行、DBJ、仙台銀行が共同出資する「じもと創生本業支援ファンド投資事業有限責任組合」を通して、同社が発行する優先株式2億円の引受を実施した。

これらにより、新物流倉庫立ち上がりまでの長期安定的な資金繰りの確保と大型投資に対応した財務基盤の強化を図ることで、同社の成長・発展を支援する。