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17年度の機器リース取扱高、2.9%減少

2018年5月30日 (水)

調査・データリース事業協会が29日に発表した2017年度と18年4月のリース統計によると、17年度のリース取扱高は4兆8759億円で前年同期実績を2.9%下回った。

リース設備投資額は4兆6428億円で1.7%減少した。リース取扱高は2年連続の減少を示し、リース設備投資額は3年ぶりの減少に転じた。

機種別では、「土木建設機械」が(22.5%増)が2ケタの伸びを示したほか、「工作機械」(7.2%増)が増加した。一方、「情報通信機器」(0.3%減)、「事務用機器」(2.1%減)、「産業機械」(12%減)、「輸送用機器」(0.2%減)、「医療機器」(3.4%減)、「商業及びサービス業用機器」(1.5%減)がそれぞれ減少した。

企業規模別・業種別では、全体の5割強を占める「中小企業」(0.2%増)が2年ぶりに増加したほか、「官公庁・その他」(1.8%増)が6年連続の増加となった。「大企業」(8.5%減)は5年連続で減少した。「製造業」(9.1%減)、「非製造業」(1.1%減)がそれぞれ2年連続減となった。

一方、18年4月のリース取扱高は4247億円で前年同月比2.6%増、2か月ぶりの増加に転じた。機種別にみると、工作機械(13%増)、土木建設機械(10.7%増)、情報通信機器(8.2%増)、輸送用機器(9.0%増)、商業・サービス業用機器(1.2%増)がそれぞれ増加を示した。事務用機器(9.2%減)、産業機械(14.6%減)、医療機器(14.7%減)がそれぞれ減少した。