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国交政策研、運輸シェアリングの国際動向報告

2018年6月28日 (木)

調査・データ国土交通政策研究所は28日、運輸分野における個人の財・サービスを仲介するビジネスの国際動向をまとめたリポートを公表した。

リポートは東南アジア・東アジアの11か国・地域で仲介ビジネスの動向、既存業界の状況、法制度の動向を調べたもので、貨物運搬シェアについては、旅客分野の「ライドシェア」と異なり、既存宅配事業者と貨物運搬シェア事業者の「競合は確認できなかった」と報告。

アジアでは香港発の「GoGoVan」(ゴーゴーバン)と「Lala move」(ララムーブ)が広く事業を展開している。貨物運搬シェアの今後の展開については「既存事業者が抱えるラストワンマイルの問題を補完できる可能性も考えられる」との考察を掲載したものの、この動向に対する記述は少なく、アジアでは市場が形成されているとはいえない水準にあることをうかがわせた。

■リポートの詳細
http://www.mlit.go.jp/pri/houkoku/gaiyou/pdf/kkk148.pdf