認証・表彰日本通運は9日、陸上輸送から海上輸送へのモーダルシフトなどの取り組みが評価され、エコシップ・モーダルシフト事業者選定委員会から5日に「国土交通省海事局長表彰」を受けた、と発表した。
日通は、ナカダ産業の荷物を陸上輸送から海上輸送へとモーダルシフトし、CO2を77.9%削減したほか、三菱アルミニウム、東レの輸送についても、海上輸送の新規航路を活用したことでCO2をそれぞれ41.7%、12.9%削減した。
この表彰は、エコシップ・モーダルシフト事業者選定委員会が一定の基準をもとに、エコシップマーク認定事業者の中から、特にモーダルシフトに対する貢献度が高いと認めた荷主企業と物流事業者に対して行っている。
■受賞内容
海上輸送の新規航路活用による海上輸送シェア改善率の向上とCO2削減
荷主企業:東レ
受賞支店:沼津支店
海上輸送利用率:85.4%
海上輸送シェア改善率:100%
CO2削減率:12.9%
海上輸送の新規航路活用による海上輸送シェア改善率の向上とCO2削減
荷主企業:三菱アルミニウム富士製作所
当社受賞支店:沼津支店
海上輸送利用率:49.9%
海上輸送シェア改善率:49.9%
CO2削減率:41.7%
陸上輸送から海上輸送へのモーダルシフト
荷主企業:ナカダ産業
当社受賞支店:焼津支店
海上輸送利用率:100%
海上輸送シェア改善率:100%
CO2削減率:77.9%