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JPR、フォーク作業とタグ読取りを同時に実現

2018年7月11日 (水)

サービス・商品日本パレットレンタル(JPR、東京都千代田区)は、フォークリフト爪上のRFタグのみを読み取ることができる「Tag ReadingFork」(タグリーディングフォーク)を開発した。フォークリフト作業とタグ読み取りを同時に実現する。

タグリーディングフォークは、一般に使われるフォークリフトにRFID読み取り装置を後付けし、対象パレットに貼付されたRFタグのみを読み取ることを可能にした。作業を一時中断しハンディターミナルを用いて読み取ることや、ゲートの間を通らなければならないなどの手間をなくし、通常のフォークリフト動作上で、周囲のタグ情報を振り落とし、フォークリフトの爪上に載った対象パレットに貼付されたタグの情報だけを特定できる。現在、JPRデポで30台が稼働している。

また、パレットの個体データを読み取ることで、個体ベースでのパレット運用実態を分析することが可能なため、分析したデータをもとに、今後はパレットの最適運用・最適なタイミング、ルートでの回収を行い、顧客ニーズに対応していく。

希望する顧客には、タグリーディングフォークを活用し、100%RFタグ付きのパレットを供給する体制も整備し、提供を開始した。今後はJPRデポ内での活用から、今期中に本格的な外販開始を視野に入れ開発を進める。