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アビーム、倉庫運営改革を支援する新サービス開始

2018年7月23日 (月)

サービス・商品アビームコンサルティング(東京都千代田区)は23日、物流センターを運営する企業向けに、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の生産・物流・プロセスシミュレーションソフト「WITNESS」(ウィットネス)を活用したサービスの提供を開始する。

新サービスは、倉庫の管理運営で最大の投資対効果を得るための「テクノロジーを活用し実際の業務をデジタル上で簡易に検証できるソリューション」で、作業やレイアウト・設備、運営ルールといった変動要因を総合的に考慮した設計・施策立案を望みながら、実現するための専門知識や高度なノウハウがない事業者の需要を見込む。

ウィットネスをベースにアビームコンサルティングがこれまでに培った物流の業務知見を組み合わせ、高度な精度・表現力を維持しながら作業負荷を軽減、短期間のモデル構築機能を提供する。

具体的には、一般的な物流センターモデルを構築するために必要なモジュールをあらかじめ用意し、それらを自在に組み合わせて使用する。作業時間のばらつきや前工程からの供給波動といった倉庫稼動の変動要因がパラメーターとして事前に定義されているため、企業の担当者は設定用ファイルに値を入力するだけで高精度なモデル構築が可能となる。

利用料金はライセンス費用を含めて500万円程度から提供。今後、物流センターを運営する企業を対象に、初年度で10件の導入を目指す。「ABeamCloud」(アビームクラウド)を通じた利用にも対応している。