NEDO、CNG車普及に向けた実証事業始動

▲挨拶するNEDO佐藤嘉晃理事

国際国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）は24日、インドネシアジャカルタ市で圧縮天然ガス（CNG）車普及に向けたインフラ構築を含む持続可能な環境整備を行う実証事業のキックオフミーティングを、19日に実施したと発表した。

この事業では、ジャカルタ首都圏や近郊工業団地に日本の技術によるCNG充填所の設置やCNG車両の導入・運行を通じて、国際基準に沿った品質のCNG車用燃料を供給できるインフラ・システム導入の働きかけを行い、併せて省エネ化、温室効果ガス削減を目指す。

ミーティングには、インドネシア側からエネルギー鉱物資源省石油ガス総局アリムディン局長、プルタミナ社プトラ取締役、日本側からNEDO佐藤嘉晃理事、トヨタ自動車、日野自動車、豊田通商、東邦ガスエンジニアリング、日本自動車研究所などが参加した。