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三井不、シェアオフィスにNTTロジスコの機密文書処理

2018年7月26日 (木)

調査・データNTTロジスコは26日、三井不動産の機密文書回収処理「ISS-BOX」導入事例を、ホームページ上に公開した。

三井不動産は、さまざまな企業のビジネスパーソンに多様な働き方ができる場として、2017年4月から首都圏と全国主要都市の30か所を超える拠点でシェアオフィス「ワークスタイリング」を提供しているが、シェアオフィスには互いに面識のない企業が集まるため、「廃棄した書類が他者に見られることなく確実に滅却されることは極めて重要」だとして、セキュアな機密文書廃棄手段の提供が課題となっていた。

一般的にはシュレッダーを設置することが考えられるが、「ゴミとして処理することに不安を抱く」ことや「すぐに紙片が一杯になってしまい、頻繁に処分する必要がある」こともあり、この環境に合ったセキュアな文書廃棄方法が求められていた。

この対策として三井不動産は、NTTロジスコの機密文書回収処理「ISS-BOX」の導入を決めた。これにより、利用者は専用ボックスに書類をそのまま投入するだけで、内蔵の重量センサーと通信モジュールにより、書類が一定量以上になると自動で通知が発信され、回収・滅却処理を行うことができる。

同社の田口諒氏(ビルディング本部ワークスタイル推進部ワークスタイリンググループ)は、「自社オフィスに導入されており、利用実績があった。導入する上で評価した点はいくつかあったが、決め手となったのは自動回収通知システムだ。書類が満杯間近になったら自動的に通知されるため、われわれが連絡をする必要がない。また、自身の体験として評価していたのがセキュリティの高さ。一度誤って重要書類を投入してしまったが、iSS-BOXRの鍵を管理する者しか取り出すことができず、廃棄書類に他者が簡単に手を触れることができないことを印象づけられた」と話す。

シェアオフィスでは、同社スタッフも鍵を持っておらずNTTロジスコしかiSS-BOXRを開けられないようにしているという。導入後は、トラブルもなく、「想定していた導入効果が得られている」としている。

■三井不動産の導入事例ページ
http://www.ntt-logisco.co.jp/case/issbox_mitsuifudosan.html