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ヤマト、機密文書処理サービスを「コロナ禍」仕様に

2022年1月18日 (火)

サービス・商品ヤマト運輸(東京都中央区)は17日、オフィスなどで発生する機密文書を廃棄処理できる「機密文書リサイクルサービスECOBox(エコボックス)」を2月21日にリニューアルすると発表した。社員の自宅への回収や、全国にある最寄りのヤマト運輸直営店への持ち込みも受け付ける。

新型コロナウイルス禍に伴い、在宅勤務やサテライトオフィスを活用した直行直帰など働き方が多様化するなかで、社員の自宅などオフィス以外で発生した機密文書を少ない量でも手軽で安全に溶解・廃棄できる取り組みを推進することで、社会の動きにより即した機密文書のリサイクルサービスを展開する。

今後は自宅マンションの宅配ロッカーや、Packcity Japan(パックシティジャパン、東京都千代田区)が運営するオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」への持ち込みにも順次対応を拡大していく方針だ。

▲機密文書リサイクルサービスのスキーム(出所:ヤマト運輸)

ヤマト運輸は、ECOBoxサービスを2006年に開始。コロナ禍でテレワークが進むなかで、機密文書の自宅への持ち帰りや自宅で印刷した機密文書が一般ゴミに紛れるなど、各企業の情報漏洩リスクの増大が課題になっていることから、社員のテレワークを推進するうえで機密文書処理に悩みを抱える企業・個人事業主向けに、より安心で安全に利用してもらう狙いだ。