全ト協、来年度税制改正･予算要望書公表

ロジスティクス全日本トラック協会（全ト協）は26日、ダブル連結トラックの本格展開や隊列走行・自動運転の推進などを盛り込んだ、2019年度の税制改正・予算要望書を公表した。

来年度の税制改正・予算に関する要望のうち、ダブル連結トラックについては、ドライバー不足に対応し、物流効率化と生産性向上に資するため、ダブル連結トラックの本格展開や、2020年に新東名高速道路での実現を目指す隊列走行・自動運転の推進を円滑に進めていくにあたり、新東名高速道路の6車線化を行うなど、実施環境の整備を図るよう要望した。

また、自動車車税の引下げ、エコカー減税の延長、高速道路料金のさらなる引下げ、トラック予約受付システムや農林水産物・食品の物流のパレット化といった働き方改革実現のための諸対策に関する補助・助成の拡充――などを盛り込んだ。

■来年度税制改正・予算に関する要望書
http://www.jta.or.jp/zeiseikisei/zeisei/31zeisei_yobo.pdf