ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本郵船、グリーンボンドの取組みPR

2018年8月1日 (水)
空白

ロジスティクス日本郵船は7月31日、ブルームバーグL.P.と野村証券が5月25日に東京で、7月26日に大阪で開催した「グリーンボンドの新たな潮流」と題したセミナーで、調達した資金を環境改善効果のある事業に限定して発行する債券「グリーンボンド」を発行した世界初の外航海運会社として、自社の取り組みを紹介した、と発表した。

同社は、新中期経営計画「Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green」にESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を織り込み、企業価値と社会価値の持続的な発展と成長をけん引する目標を掲げ、ことし5月にグリーンボンドを発行した。調達した資金は、2020年から強化される環境規制に対応するため、環境負荷の低い液化天然ガス(LNG)を燃料とする船舶の建造や、排ガスから硫黄酸化物(SOx)を除去する装置「SOxスクラバー」設置などに充当する。

セミナーでは、グリーンボンド起債に至った背景、目的と効果、起債実務について苦労した点などについて、同社の白根佑一氏(財務グループ統轄チーム課長代理)らが紹介した。