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日本郵船、企業財務協議会でグリーンボンド取組み紹介

2018年11月13日 (火)
空白

環境・CSR日本郵船は13日、「企業の資金調達の円滑化に関する協議会」が12日に主催した「社債に関するワークショップ」で、グリーンボンドを発行した世界初の外航海運会社として、自社の取り組みを紹介したと発表した。

当日は同協議会の会員向けのワークショップで同社の白根佑一氏(財務グループ統轄チーム課長代理)がグリーンボンド起債に至った背景、目的と効果、起債実務の詳細について説明した。

同社は中期経営計画「Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green」にESGの観点を織り込み、企業価値と社会価値の持続的な発展と成長をけん引する目標を掲げ、ことし5月にグリーンボンドを発行した。調達した資金は、20年から強化される環境規制に対応するため、環境負荷の低い液化天然ガス(LNG)を燃料とする船舶の建造や、排ガスから硫黄酸化物(SOx)を除去する装置「SOxスクラバー」設置などに充当する。