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物流施設初の「いきもの共生事業所」認定、大阪南港

2018年8月2日 (木)
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話題物流施設開発を手がけるESRは1日、大阪市住之江区で2月28日に竣工した賃貸物流施設「レッドウッド南港ディストリビューションセンター2」(南港DC2)が「いきもの共生事業推進協議会」(略称ABINC)から「いきもの共生事業所」の認定を受けたと発表した。

いきもの共生事業所はABINCが認証した事業所を意味する制度で、物流施設としては初めての事例。

▲ビオトープエリア

レッドウッド南港ディストリビューションセンター2は、敷地面7万平方メートルに対して緑地面積が1.2万平方メートル、緑地率は18%となっており、大阪市の基準(3%)を大きく上回る高い緑地率が特徴。建物西側は大阪湾に面し、ベンチや池を配置した広いビオトープエリアを設けていて、今回の認定では「周辺の生態系保全に寄与する可能性が高い」点も高く評価されたという。

同社では「今後も生物多性に配慮した新しい認証制度であるABINC基準を満たす、持続可能な物流施設の開発にも積極的に取り組む」としている。

■レッドウッド南港ディストリビューションセンター2の概要
所在地:大阪市住之江区南港中1-4-130
敷地面積:6万9899平方メートル(2万1144坪)
延床面積:15万8052平方メートル(4万7810坪)
竣工:2018年2月28日
構造:地上4階建て