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ESR、新ファンド設立で国内物流施設4件を取得へ

2021年10月22日 (金)

▲レッドウッド南港ディストリビューションセンター1(出所:ESR)

荷主アジア太平洋地域に特化した物流不動産開発を手がけるESR(香港)は22日、4社の投資家から7億5000万米ドル(850億円)の出資を受け「ESRジャパン・インカム・ファンド」(JIF)を設立したと発表した。

JIFはESRが開発した中・大規模のコア型プロジェクトを長期保有するファンド。まずは、「レッドウッド南港ディストリビューションセンター1」(大阪市住之江区)▽「ESR戸田ディストリビューションセンター」(埼玉県戸田市)▽「ESR川崎夜光ディストリビューションセンター」(川崎市川崎区)▽「ESR尼崎ディストリビューションセンター」(兵庫県尼崎市)、の4か所の物流施設を取得する予定で、4物件の合計総資産額は21億米ドル(2380億円)としている。

JIFは、現在国内で建設中の総延床面積100万平方メートル以上の複数のプロジェクトを含めて、今後ESRが開発する国内の中・大型施設を中心に取得する予定。2026年までに総資産額100億米ドル(1兆1352億円)を目標にしている。