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九州経済圏、7月の対米自動車輸出が前年比半減

2018年8月16日 (木)

国内門司税関が16日に発表した九州経済圏の7月の貿易統計によると、輸出額は7305億円(前年同期比4.3%減)で4か月ぶりのマイナスとなった。自動車(19.8%減)、半導体などの製造装置(31.7%減)、船舶(19.4%減)の落ち込みが目立った。

輸入額6003億円(13.9%増)で4か月連続のプラス。原粗油(46.9%増)、石油製品(68.4%増)、石炭(18.9%増)などの伸びが大きく、差引額は1301億円(44.9%減)で43か月連続の輸出超過を記録した。

米国向け自動車輸出が前年同期の892億円から468億円へと47.5%の減少となったほか、EU向けも264億円から75億円へ71.8%の減少となった。

輸入は原粗油が数量ベースで260万KLから245万Kへと5.7%の減少となったものの、金額ベースでは875億円から1285億円へ46.9%増加した。