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百貨店売上6.1%減、豪雨など影響で

2018年8月21日 (火)

調査・データ日本百貨店協会(JDSA)が21日発表した7月の全国百貨店売上高概況によると、同月の売上高総額は5132億円で前年同月に比べて6.1%(店舗数調整後)減少した。

夏本番を迎えて、各店積極的な集客施策を企画・展開し、高額消費やインバウンドの好調さなども業績を下支えしたが、上旬の西日本を中心とした豪雨をはじめ、梅雨が明けて以降連日の猛暑、月末の台風12号上陸などのほか、クリアランスセール前倒しの影響や土曜日1日減などのマイナス要因から、売上・客数共に振るわず前年実績には届かなかった。

調査対象は79社219店(前年同月比1社1店減)で、総店舗面積が551万1447平方メートル(3.9%減)。3か月移動平均値(店舗数調整後)では2017年12-18年2月が0.9%減、1-3月0.7%減、2-4月前年並み、3-5月0.4%減、4-6月0.6%増、5-7月1.9%減となった。