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神戸天然物化学、出雲工場に新製造棟

2018年8月27日 (月)

拠点・施設有機化学品の研究・開発・生産ソリューション事業を手がける神戸天然物化学は27日、島根県出雲市の出雲工場に機能材料向け新規製造棟の建設工事を同日から開始したと発表した。

現在、出雲工場では主に機能材料分野の大型反応器を使用した量産ステージ案件製品を製造、販売している。一方、電子表示材料をはじめとした電子材料関連製品は、製造量がキログラム単位である高付加価値製品の需要があると考えており、実際に引き合いが増加しているという。

さらに、キログラム単位での試作を行うことにより、出雲工場の大型反応器での製造を見据えた開発ステージ案件の取り込みを視野に入れ、キロラボ工場棟の建設に着手した。

また、新規キロラボ工場棟と既存の工場棟のシームレスなソリューション提供体制をより強固にするため、研究棟の建設も行うこととした。