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凸版印刷、過労運転防止する睡眠解析が補助対象に

2018年8月30日 (木)

サービス・商品凸版印刷は30日、シート型センサーにより心拍・呼吸などを取得して睡眠の質を見える化できる「SensingWaveTM睡眠見守りシステム」が、国土交通省の「過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援」の補助対象機器に選ばれたと発表した。

同システムは、ベッドマットレスの下などに凸版印刷が独自開発したシート型生体センサーを設置することで、利用者の心拍や呼吸などの生体信号を非接触で取得、睡眠状態を見える化するもの。山形大学工学部応用生命システム工学科の新関久一教授の協力のもと開発した独自のアルゴリズムを用いて生体信号を解析することで、覚醒や入眠、寝返りの有無など睡眠状態の把握が自動的に行える。

運転者が同システムを活用することで、休息時の睡眠状態を把握し、安全に運転することができる状態かどうかの参考値とできることから、「休息期間における運転者の睡眠状態等を測定する機器」として認定。これにより、サービスの導入に補助金を適用することが可能になった。

▲睡眠見守りシステムのシステムフロー(出所:凸版印刷)