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人と協働するピッキングロボ、レンタル開始

2018年9月5日 (水)

サービス・商品オリックス・レンテック(東京都品川区)は5日、住友重機械工業(同)と協力し、同日から米リシンク・ロボテックス社が開発したヒト協働ロボット「Sawyer」(ソーヤー)の法人向けレンタルサービスを開始する、と発表した。

ソーヤーは、安全柵で囲うことなく人間と並んで作業が可能な協働型の単腕ロボット。ピッキングや部品の供給、組み立てなどを得意とし、人間と接触時には即座に停止する高感度なセンサー機能を備えている。

アームを直に動かすだけで動きを記憶し設定できるため、プログラミング言語などの専門知識を必要とせず、初心者でも容易な操作を可能にしている。

手首部分にはカメラが搭載されており、対象物を掴んで所定の位置に移動したり、登録された形状の対象物のみを拾い上げたりすることもできる。さらに、顔に相当する小型ディスプレイに表示される瞳が、手先の動きを常に追うため、周囲にいる人間が直感的にソーヤーの次の動作を推測しやすくしている。

オリックス・レンテックの次世代ロボットレンタルサービス「RoboRen」(ロボレン)で取り扱う。レンタルサービスには、基本操作トレーニングや期間中の電話サポートサービスを付加し、円滑なロボット導入を支援。ソーヤーの「6か月お試しレンタルパック」ラージグリッパーキットの場合、レンタル金額は月額30万1000円(税別)で提供する。

■サービスに関する問い合わせ先
オリックス・レンテック
新規事業開発部
担当:飯田氏、金井氏
TEL:03-3473-7574

住友重機械工業
メカトロニクス事業部
営業部
担当:津曲氏
TEL:03-6737-2530