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東京2020大会の公式通関事業者にヤマトGLジャパン

2018年9月12日 (水)

▲国際的なスポーツ大会で競技用具が入ったコンテナを降ろす様子

話題ヤマトホールディングスは12日、傘下のヤマトグローバルロジスティクスジャパン(東京都中央区)が東京オリンピック・パラリンピック組織委員会から「公式通関事業者」に指名されたと発表した。

東京2020大会では、世界各国から多くの選手や関係者らが訪日するが、大会で使用する競技用品や選手の手荷物、報道用機材などの貨物輸送、通関手続きは大会クライアントの責任で行われることから、ヤマトグローバルロジスティクスジャパンは、そのサポート役として輸出入通関手続き、貨物輸送を提供する。

ヤマトホールディングスが「東京2020オフィシャル荷物輸送サービスパートナー」となっている関係から、その傘下のヤマトグローバルロジスティクスジャパンが指名を受けた。

▲リオデジャネイロ2016オリンピック閉会式で安倍晋三首相が登場した「土管」輸送の様子

具体的には、公式通関事業者としてガイド作成、問い合わせ窓口業務、通関手続きなどの公式通関事業者に求められる役割を担う。ほかにも組織委とともに2017年12月から東京2020大会の通関規制や手続き、主な問い合わせ先などをまとめた「東京2020大会通関・フォワーディングガイド」の策定に着手し、8月から大会クライアント向けに公開された。

また、組織委が担う物流の通関手続きも同社が担当し、日本に輸入者がいない事業者の輸入手続きを代行する。