ビーノスとヤフー、日台間の越境ECサポートで連携

▲（左から）ヤフーの梅村雄士執行役員コマースカンパニーヤフオク！統括本部長、ヤフー台湾の林燕オークショングループ統括本部長、tensoの直井聖太社長

ロジスティクスBEENOS（ビーノス）は18日、同社傘下で越境ECサポートの代理購入サービス「Buyee」（バイイー）を運営するtenso（テンソー、東京都品川区）が、ヤフー、ヤフー台湾ホールディングスと業務提携し、日本と台湾間の越境ECで連携を開始すると発表した。

Buyeeは、ヤフーの「ヤフオク！」と2012年12月から連携しており、海外の顧客がヤフオク！の商品を購入できるよう、海外販売サポートを行ってきた。今回の提携では、ヤフー台湾が展開する台湾のネットオークションサービス「ヤフー奇摩（キモ）オークション」の中で、ヤフオク！で出品されている商品を中国語（繁体字）で閲覧・検索できるようになることに加え、Buyeeが翻訳・決済・海外発送・カスタマーサポートなどを行う。

これにより、台湾の顧客はより容易にヤフオク！内の日本の商品を購入することが可能になる。

Buyeeは、世界119エリアの会員を抱えており、中でも台湾の会員数は上位を占める。台湾への発送数も多く、tensoは台湾を戦略的な重点地域と位置付け年々その規模を拡大させている。また、カスタマーサポート・マーケティングの拠点として台湾に支社を設立し、顧客のサポート体制を強化している。