調査・データ財務省が19日発表した8月の貿易統計(速報値)は、輸入が7兆1362億円で前年同月に比べて15.4%増加、輸出が6兆6916億円で6.6%増加した。輸出入収支は4446億円の輸入超過で、為替レートは、1ドルあたり111.33円で0.5%の円安。
輸入は原粗油が59.6%増えたほか、液化天然ガス28.6%増、石炭が35.3%増と前年を上回った。相手地域別では、米国が21.5%増と最も伸び、次いでアジア(7.1%増)、EC(6.5%増)、中国(5.9%増)となった。
輸出は、半導体製造装置が34.3%増えたほか、自動車(5.3%増)、船舶(47.7%増)などが増加。地域別では、中国(12.1%増)、EC(7.1%増)、アジア(6.8%増)、米国(5.3%増)と増えた。