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豊田通商、シンガポールの建機レンタル会社に資本参加

2012年5月28日 (月)

荷主豊田通商は25日、シンガポールの大手建設機械レンタル・販売会社「シンヘン社」の発行済み株式の26.9%を取得し、建設機械のレンタル・販売事業に参画することで合意した、と発表した。

 

シンヘン社はシンガポール証券取引所の上場会社で、シンガポール、マレーシア、インドネシアを中心に建設機械のレンタル・販売事業を行っている。

 

豊田通商のシンヘン社への出資金額は2600万シンガポール・ドル(約16億6000万円)で、建機事業の拡大を目指す。将来的には、日系建設機械レンタル会社との協業も視野に入れる。

 

東南アジアの建設機械のレンタル市場は、インフラ整備事業の拡大やエネルギー需要の増大で成長が見込まれており、豊田通商は今回の資本提携で、建設機械の新車販売・レンタル・中古車販売を結びつけた循環型ビジネスを構築し、建機業界でのバリューチェーンを拡大していく、としている。