サービス・商品日本製紙グループの日本東海インダストリアルペーパーサプライ(東京都千代田区)は5日、段ボール原紙を15%以上値上げすると発表した。11月21日出荷分から適用する。
同社と日本製紙、新東海製紙の段ボール原紙事業は、昨年、価格修正を実施したが、重油・石炭などの燃料価格、チップ価格、抄紙用薬品価格、物流経費が引き続き値上がりしている。
また、主要原料である段ボール古紙が、国際市況商品として高騰基調にあり、3社は「徹底したコストダウンを続けているが、自助努力では再生産可能な収益を安定的に確保することが困難」だとして価格改定に踏み切った。














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